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ルービックキューブ都市伝説まとめ!宇宙でできない?都市伝説が生まれる理由も

ルービックキューブ都市伝説まとめ!宇宙でできない?都市伝説が生まれる理由も

ルービックキューブは「ただの立方体」なのに、なぜか都市伝説が生まれやすいおもちゃです。「宇宙では回せない」、「絶対に揃わない配置がある」、「実は手品用のズル道具だ」など、もっともらしく聞こえる話が次々に語られてきました。

この記事では、よく見かけるルービックキューブの都市伝説をまとめつつ、事実と誤解の境目を出典付きで整理し、都市伝説が広がる理由まで解説します。

都市伝説①:宇宙でルービックキューブが出来ない

宇宙でルービックキューブができないという都市伝説はよく聞きますが、実際には無重力環境で解かれた事例が確認されています。たとえば、無重力飛行(通称ボミット・コメット)でエンジニアのBailey Burnsさんが19秒で解いたという報道があり、少なくとも「無重力だから不可能」という言い方は当てはまりません。

さらに、ISS(国際宇宙ステーション)内で解いた映像として紹介される例も出ており、宇宙でできないどころか、条件が整えば普通に回せることが分かります。

宇宙でできないという都市伝説の背景

宇宙に関する噂が盛られやすいのは、「無重力=手が滑って回せない」であったり、「部品が飛び散る」など、想像しやすい不安が多いからです。しかしルービックキューブは基本的に分解しない限りバラけにくい構造で、回す動作自体も指の力で成立します。無重力飛行での成功例がある以上、必要なのは重力ではなく「持ち方」と「姿勢の安定」だと考えるほうが自然です。宇宙の話題は注目されやすいため、印象だけが先行して「宇宙では無理」という断定的な伝説になりやすいです。

都市伝説②:絶対に揃わない

都市伝説としてルービックキューブが絶対に揃わないと言われる理由は、途中で崩れていく感覚が強く、正しい手順を知らないとゴールが見えにくいからです。ただ、ルービックキューブは発明当初から「解くこと」を前提に作られており、公式サイトでも歴史として1974年にErnő Rubik氏が考案したことが説明されています。つまり、そもそも「解けない設計」で売られたものではありません。攻略法が普及する前の時代ほど難しさが強調され、そこから都市伝説のように語られた面があります。

揃わないといわれた背景

ルービックキューブには約4,325京通りの状態があるため、途方もない難しさに見えてしまいます。ただし、この数字は「あり得る状態の多さ」を表しているだけで、「解けない」ことの証明にはなりません。むしろ状態数が膨大でも、解くためのルールや手順が体系化されているため、初心者でも段階的に揃えられます。また、現実には到達できない配置も存在し、分解などをしない限り作れない状態があることも知られています。数字のインパクトだけが切り取られることで都市伝説化しやすいです。

都市伝説③:20手以内で解ける

ルービックキューブの界隈では「神の数(God’s Number)は20」という有名な話があります。これは、最適な手順を選べば、どんな状態からでも20手以内で解けるという意味で語られます。実際にこの主張をまとめて紹介している情報源もあり、少なくとも数学・計算機科学の成果として広く知られています。ただし、これは誰でも20手で解けるという意味ではありません。あくまで理論上の最短手数であり、人間が直感で毎回そこへ到達できるわけではないので、誤解されると「20手で簡単」や「20手は嘘」など別の都市伝説を生みます。

都市伝説④:手品用のルービックキューブがある

ルービックキューブには手品用の改造品や、回転を軽くするための改良版が存在するため、「実は仕掛けがあるのでは」と疑われやすいです。実際、公式品以外にも多くのバリエーションが流通しており、特にスピード競技向けのキューブは回しやすさが大きく違います。ただし、回しやすいことは「勝手に揃う」こととは別で、基本的には手順を理解して回す必要があります。コピー品や派生品が増えた歴史も知られており、見た目が同じでも中身が違うことが噂の温床になります

都市伝説⑤:軍用の暗号の道具だった

ルービックキューブには「CIAが使った」、「暗号解読に関係する」といった都市伝説が混ざりがちですが、公式の歴史説明では、発明者のErnő Rubik氏が1974年に考案し、仕組みを特許化した流れが紹介されています。少なくとも公式のブランド史から読み取れる範囲では、軍事や諜報用途を目的にしたという説明は見当たりません。もちろんパズルの性質上、思考訓練や教育に役立つという語られ方はありますが、それが軍事起源だと断定するのは飛躍になります。面白い物語を付け足しやすい題材だからこそ、真偽不明の話が残りやすいです。

都市伝説⑥:分解したら元に戻せない

ルービックキューブは分解してしまうと、物理的に“あり得ない配置”を作れてしまうことがあります。たとえば、通常の回転操作だけでは起こらない角や辺の向きの状態があり、そうなると手順を回しても絶対に解けません。この点は「分解すると詰むことがある」という意味では本当です。ただし、分解しても正しく組み直せば元に戻せるので、「分解した時点で終わり」と断定するのは言い過ぎです。都市伝説としては“絶望感”だけが強調されやすく、注意点だけが独り歩きします。

ルービックキューブの都市伝説が生まれやすい理由

ルービックキューブは安価で入手でき、誰でも触れられるのに、初見ではほとんどの人が揃えられません。このギャップが「何か裏があるのでは」と感じさせ、ルービックキューブに関する都市伝説の温床になります。さらに、1970年代に生まれ、1980年代に世界的ブームとなった長い歴史があり、世代を超えて語り継がれます。

ルービックキューブの公式のブランド史でも国際的な広がりが示されており、文化的アイコンとして定着していることが分かります。知っている人が多い題材ほど、面白い尾ひれが付きやすくなるのです。

まとめ

ルービックキューブの都市伝説は、すべてが完全な嘘だけで作られるわけではありません。「宇宙ではルービックキューブを解くことができない」という都市伝説は無重力で解けた事例があるため否定できますが、無重力で難しく感じる要素があること自体は想像しやすいです。組み合わせ数の多さや神の数20の話も、数字だけが一人歩きすると誤解につながります。

そういったミステリアスさがルービックキューブの魅力の一つともいえるでしょう。

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