立体パズルとして世界的にも人気のルービックキューブは、6面をスムーズに揃えられるだけで周りから「凄い」と言われることもあります。そんなルービックキューブを使ったアート作品があることを皆さんはご存じでしょうか。
今回は、そんなルービックキューブのモザイクアートとはどのようなものなのかや、世界の驚くような凄い作品をいくつかご紹介していきます。
Contents
ルービックキューブのモザイクアートとは?
ルービックキューブのモザイクアートとは、ルービックキューブの1面の色を「ドット(画素)」に見立てて、複数のルービックキューブを使うことで大きな絵やポートレートを作成するアート作品です。
ルービックキューブには、「白・赤・青・オレンジ・緑・黄」の6色しかありません。そのため限られた色のみで表現をしなければならない難しさがあります。また、使用するルービックキューブの数も尋常ではなく、数百個から数千個を使用することも珍しくはありません。
パズルとしての難しさ以上に、地道に作成していく根気や正確な設計図の作成などが求められるクリエイティブな活動といえます。
ルービックキューブ・モザイクアートの魅力
近くで見るとバラバラのルービックキューブが大量にあるだけにしか見えませんが、少し離れたところから見ると鮮明な画像が浮かび上がる体験は、モザイクアートの醍醐味です。
見るだけではなく作る側も、どの面をどのように回せば効率よく配色できるかという数学的なパズル本来のロジックも楽しみながら作品が作れることも大きな魅力と言えるでしょう。また、大きな作品であれば、学校の文化祭や会社のイベントなどで大人数で協力して一つの作品を作るというのも人気がある理由かもしれません。
ルービックキューブのモザイクアート作品を紹介!
ルービックキューブを使ったモザイクアートの世界には、その大きさや技術力で見た人を驚かせるような作品が数多く存在します。
今回はその中でも特にすごい作品をいくつかピックアップしてご紹介するので一緒に見ていきましょう。
世界最大!ギネス記録の巨大壁画

カナダのクリエイティブ集団「Cube Works Studio」が、2012年に中国・マカオにて制作した巨大なルービックキューブのモザイクアートです。
高さ4m×横幅61mの大きさで、使用したルービックキューブは85,794個とギネス世界記録に認定されています。
マカオの美しい街並みをルービックキューブのみで再現しており、60mを超えるパノラマは圧巻の一言。遠くから見るとまるで写真のような滑らかなグラデーションで、ルービックキューブだとは予想もしないことでしょう。
両面モザイクアート

(出典:MR.BRAINWASH)
ルービックキューブ誕生50周年を祈念して、有名アスリートアーティストである「Mr.Brainwash」と、熟練のキューバー7名が協力して作成した「両面が別の絵になっているモザイクアート作品」です。
通常ならば、ターゲットとなる1面だけ揃えればいいのですが、両面で別の絵を表現するとなると「表を揃えつつ裏の配色にも気を付けなければならない」ため、非常に高度なパズル計算が必要です。
この作品に使用されたルービックキューブは9,000個で、世界最大の両面モザイクアート作品としてギネス記録に認定されています。
数十万ドルで取引される芸術品

(出典:Rubik’s Gift)
フランスの著名なストリートアーティスト「Invader」による作品の『モナリザ』です。彼は「Rubikcubism(ルービックキュビズム)」という言葉を作った先駆者であり、他の作品と比べて”あえて”少ない数のルービックキューブを使用して作品を作っています。
ルービックキューブのモザイクアートは、使用する個数が多いほど表現の幅が広がり、滑らかなグラデーションを表現することができますが、彼は絶妙な色のバランスで名画やキャラクターを表現しています。
様々な作品を発表していますが、中でもこの『モナリザ』は、アートオークションで数十万ドル(数千万円)で取引されているようです。
日本の小学生の作品も凄い!

(出典:ガジェット通信)
2010年に東京国際展示場で開催された「東京おもちゃショー2010」の会場内に展示されたルービックキューブのモザイクアートです。
ルービックキューブ30周年を記念して、同じく30周年を迎えた町田市立山崎小学校の生徒たちによって作成し、高さ2.7m×横幅11mの9071個のルービックキューブを使用した作品となっており、当時のギネス記録に認定されていました。
ルービックキューブやアーティストのプロではなく、小学生が1つ1つ積み上げて大きなアートを完成させたことが、この作品の大きな魅力です。
日本のYoutuberの作品

(出典:クレヨンチャンネル Kureyon Ch)
次にご紹介するのが、登録者数40万人を超える人気Youtubeチャンネルの「クレヨンチャンネル」です。
このチャンネルでは、主にルービックキューブを扱った動画を投稿しており、様々なキューブを揃える様子や、モザイクアートでアニメキャラを表現したりしており、非常にレベルの高いルービックキューブ動画を見ることができます。
このクレヨンチャンネル モザイクアートでは、ショート動画で400個のキューブを使った作品が完成するまでの過程を早送りで見ることができ、徐々に何のキャラかわかっていく様が非常に楽しい動画です。
もちろんモザイクアート以外にもルービックキューブを使ったユニークな動画を数多く投稿しているので、気になった人はぜひ一度見てみてください。
まとめ
ルービックキューブのモザイクアートは、複数のルービックキューブの1面の色を「ドット(画素)」に見立てて、大きな絵やポートレートを作成するアート作品です。
ルービックキューブには、「白・赤・青・オレンジ・緑・黄」の6色しかありませんが、その限られた色だけで表現しているとは思えないほど凄い作品が数多く存在しています。
ルービックキューブのモザイクアートを作るには、地道に作成していく根気や正確な設計図の作成などが求められますが、完成した時にはものすごい達成感を得られると思いますので、普通のルービックキューブでは物足りない人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

