ルービックキューブの動画を探していると、必ずと言っていいほど目にする「YAMI CUBES」。「んっ!」「ねっ!」という掛け合いが耳に残るこのチャンネルは、今ではルービックキューブ愛好家の間で知らない人はいない存在になっています。
そこで今回は、YAMICUBESを運営するヤミさんの素顔や収入事情、そして動画でお馴染みの奥様「ヤミ嫁」さんについても掘り下げてみました。
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YAMICUBESとは?
YAMICUBESは、ルービックキューブをはじめとした難解パズルに特化したYouTubeチャンネルとして知られています。
登録者数は43万人を突破し、初心者向け解説動画の総再生数は5000万回を優に超えるという圧倒的な実績を誇ります。入門者向けの優しい説明から、熟練者も感心するテクニックの紹介まで、多彩な内容で視聴者を魅了し続けているのが特徴です。
音楽仲間との出会いがすべての始まり
ヤミさんとルービックキューブの縁は、実は音楽シーンから始まりました。
もう一つの趣味であったバンド活動の最中、仲間が手にしていたルービックキューブに目を奪われたのがきっかけ。試しに手を出してみたものの、初めてだったこともあり当然完成には至らず。しかも当時はわかりやすい攻略動画も少なく、独学で習得するのに相当苦戦したといいます。
この挫折経験こそが「誰でも理解できる解説を作ろう」という決意につながり、現在の活動の礎となったわけです。
気になる収入は?
多くの視聴者が関心を寄せるのが、YAMICUBESの収益状況でしょう。
各種データを分析した結果によれば、これまでの総収益は約9759万円に達し、年間収入は約1336万円と推計されています。国内YouTuberの総獲得額ランキングでは2325位にランクインしており、一見すると限られた層にしか響かなそうなルービックキューブというテーマで、ここまでの成果を出しているのは見事という他ありません。
1日あたりの収益も約2万円という計算になり、時給換算では823円程度。ただしこれはYouTubeからの広告収入のみの試算なので、次に紹介するレッスン事業や商品販売を加味すれば、実際の稼ぎはもっと大きいはずです。
YouTube以外の収益源も充実
YAMICUBESの稼ぎ頭は、動画広告だけではないのです。
日本各地で実施しているマンツーマンのキューブ指導や、自ら主宰するスクール運営、さらには2025年5月にKADOKAWAから刊行された書籍「世界一わかりやすい6面パズル入門」による著作権収入も見逃せません。オリジナルデザインのLINEスタンプ販売や、クラウドファンディングで大成功を収めた独自キューブ開発プロジェクトも収益の柱となっています。
ヤミ嫁さんってどんな人?
YAMICUBESの動画では、必ずといっていいほど「ヤミ嫁」さんの姿が見られます。
「んっ!」とキューブをヤミさんへ手渡し、完成させたヤミさんが「ねっ!」と応じる一連のやりとりは今やチャンネルの代名詞となっており、ファンからも絶大な人気を集めています。この掛け合いを含むショート動画の中には2000万回という驚異的な再生数を叩き出したものもあり、1000万回を突破した作品も珍しくありません。
誕生日は1月22日
ヤミ嫁さんが生まれたのは1月22日。対してヤミさん本人は12月29日生まれだそうです。
過去のブログ投稿を見ると、奥様の誕生日にはショートケーキとイチゴタルトという豪華2本立てでお祝いしたとのこと。実はヤミ一家はあまり甘いものを好まないそうですが、ヤミさん本人だけは別格のスイーツ好きで、ホールケーキを一人で完食してしまうほどなんだとか。こうした微笑ましいエピソードからも、夫婦の良好な関係性が伝わってきます。
オリジナルキューブで新たな挑戦
YAMICUBESは今、クラウドファンディングを通じて独自設計のルービックキューブ製造に取り組んでいます。
世界各国のあらゆるキューブを手に取り、実際に検証を重ねてきた豊富な経験を武器に、使う人の立場に立った理想のキューブづくりを目指しています。有名メーカーDaYan社との正式パートナーシップを結び、個人クリエイターがルービックキューブを商品化するのは世界でも前例のない試みだといいます。
徹底的にこだわった「金さん」「銀さん」
独自開発キューブには「金」「銀」という2つのバリエーションが用意されています。
TengyunM V1という人気モデルをベースに、内蔵マグネットを鮮やかな紫色へ変更し、「アメジストマグネット」(愛称アメマグ)と名付けました。「金さん」は国際標準の色配置を採用し、「銀さん」は黒面を取り入れた上級者向けのアルティメットブラックエディション。どちらも公式競技会で使用できる仕様というこだわりようです。
プロジェクト公開後、たった4日間で目標額に到達したというのですから、支持者の熱量の高さが窺えます。
社会貢献活動にも注力
YAMICUBESは、単なるエンターテイナーの枠に収まっていません。
特別支援学級に通う子どもたちや、学校に行けなくなった子どもたちへの指導にも情熱を注いでおり、「ヤミさんに会いたいから学校へ行く」と言って登校を再開できた子もいるそうです。今では公立小学校から依頼を受けて特別授業の講師を務めるまでになり、キューブという道具を介して人々の絆を深める活動を展開しています。
パズルが秘める教育的価値
ルービックキューブは、ただの玩具という枠を超えた存在です。
発達に課題を抱える子どもたちの訓練ツールとして、また認知機能の維持、プログラミング的思考の習得手段としても脚光を浴びています。集中する力、論理立てて考える力、目標を達成する喜び。これらを自然に育てられる教材として、さらにスマートフォンへの過度な依存を緩和する「手と頭を使う遊び」として、教育関係者からの評価も上々です。
最終目標はオリンピック競技化
ヤミさんが掲げる究極のゴールは、ルービックキューブを五輪競技として認めさせることだと公言しています。
2021年6月には関西テレビの人気番組「よーいドン!となりの人間国宝さん」に招かれ、テレビの世界でも注目を浴びる人物となりました。世界各国で競技会が盛んに催されるようになり、競技に参加する人口も右肩上がりで、この流れを作り出した立役者の一人がYAMICUBESであることは間違いないでしょう。
毎年恒例でスクール生が一堂に会する大規模なオフラインイベントも開催しており、ファンとの直接的な交流も大事にしています。
まとめ
YAMICUBESにとって、ルービックキューブは人生そのものを変えた存在でした。
キューブに夢中になったことで地球規模の友人関係が生まれ、日本中のキューブ愛好家とのネットワークが構築されました。現在では全国津々浦々からレッスン希望者が訪れ、自身もスクールを運営するなど、キューブを通じた出会いが人生を豊かにしています。
年間1000万円を超える収入を手にしながらも、社会への還元にも惜しみなく力を注ぎ、ルービックキューブの魅力を一人でも多くの人へ届けようと奮闘するYAMICUBES。ヤミ嫁さんとの温かい関係性も含め、今後の展開から目が離せません。

