街角でルービックキューブを使った圧巻のパフォーマンスを見せる大道芸人をご存じでしょうか。シンクロニシティは、ジャグリングとルービックキューブアートを組み合わせたショーで全国から注目を集めています。
異色の経歴を持つ2人組が、どのような技を披露し、どれほどの実力者なのか。彼らの魅力に迫ります。
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シンクロニシティとは
シンクロニシティは、チャチャとラガーという2人で構成されるパフォーマンスコンビです。2000年に結成され、関西を拠点に全国各地で活動を展開しています。最大の特徴は、2人とも京都大学出身という珍しい経歴を持つ点でしょう。大学のジャグリングサークルで出会い、学園祭での共演をきっかけにコンビを組みました。
京大出身の異色コンビ
1999年に京都大学へ入学した2人は、「京都大道芸倶楽部ジャグリングドーナツ」というサークルに所属していました。学生時代から腕を磨き、卒業後もプロの道へ進んだのです。高学歴という背景が、後に彼らのパフォーマンスに独特の計算された演出をもたらすことになります。
漫才ジャグリングというスタイル
シンクロニシティのショーは「漫才ジャグリング」と呼ばれるスタイルが特徴的です。高度な技術を見せるだけでなく、軽快な掛け合いやトークを織り交ぜながら観客を楽しませます。技の凄さと笑いを両立させる構成は、他の大道芸人にはない魅力となっています。
卓越したジャグリング技術
シンクロニシティは、国内トップクラスのジャグリング技術を持つことで知られています。2001年のジャパン ジャグリング フェスティバル(JJF)チャンピオンシップのチーム部門で優勝を果たしました。この実績は、彼らの技術が単なる趣味のレベルを超えていることを証明しています。
多彩な道具を操る
ボール、クラブ、ナイフ、シガーボックス、ファイヤーなど、さまざまな道具を使いこなすのが彼らの強みです。一輪車やローラーバランス、バルーンアートもレパートリーに含まれており、ショーの幅広さも魅力でしょう。観客を飽きさせない多彩な演目が用意されています。
ルービックキューブ大道芸人の真骨頂
シンクロニシティを語る上で欠かせないのが、ルービックキューブを使ったアートパフォーマンスです。大量のキューブを組み合わせて絵や文字を描き出すこの技は、世界初のオリジナルショーとされています。京大出身ならではの緻密な計算と発想が、このパフォーマンスを生み出しました。
14,000個のキューブを所有
彼らが所有するルービックキューブの数は、なんと約14,000個にも上ります。2020年11月には、1万個を超えるキューブを使った個展を開催した実績もあるのです。この規模の大きさは、彼らがキューブアートに懸ける情熱の表れでしょう。
目隠しでの制作も可能
舞台上では、目隠しをした状態で24個のキューブを使ってアート作品を完成させる高難度の技も披露しています。そんなシンクロニシティのパフォーマンスに対し「ルービックキューブを使ったパフォーマンスなんて初めて見ました、すごかったです」という声が寄せられているそうです。この独創性が、多くの人々を魅了し続けています。
引用:ナニワプロモーション
全国の大道芸イベントで活躍
シンクロニシティは、国内外の主要な大道芸フェスティバルに数多く出演しています。大道芸ワールドカップin静岡、野毛大道芸、大須大道町人祭、天保山ワールドパフォーマンスフェスティバルなど、有名イベントへの参加実績は枚挙にいとまがありません。海外では、フランスのアビニョン演劇祭にも参加経験があります。
大阪市公認パフォーマー
2006年には、大阪市公認パフォーマーライセンスを取得しました。公的機関からも認められた実力者として、関西エリアを中心に活動を続けています。地域に根ざした活動が、彼らの人気を支える基盤となっているのです。
テレビ出演で注目度上昇
ルービックキューブアートの独創性が評価され、シンクロニシティは多くのテレビ番組に取り上げられてきました。日本テレビ「行列のできる法律相談所」では、さだまさしさんの顔をキューブアートで制作。TBS「ラヴィット!」では麒麟の川島明さんの作品を作り上げるなど、著名人をモチーフにしたパフォーマンスが話題を呼びました。
ヒルナンデスで3回特集
日本テレビ「ヒルナンデス」では、3回にわたって特集が組まれるほどの人気ぶりを見せています。MBS毎日放送「ちちんぷいぷい」にも出演し、関西エリアでの知名度を確立しました。メディア露出により、大道芸ファン以外にも広く認知されるようになったのです。
幅広いイベントに対応
シンクロニシティの活動範囲は、ストリートパフォーマンスにとどまりません。テーマパーク、ホテル、企業パーティ、ショッピングセンターなど、多様な場所でショーを行っています。豪華客船のクルーズイベントや病院での慰問公演など、特殊な環境での実績も豊富です。
教育現場での活動も
小学校の創立記念行事、聾学校の芸術鑑賞会、保育園、幼稚園など、子どもたちを対象としたイベントにも積極的に参加しています。教育的な要素を含みながらも楽しめるショーは、学校関係者からも高い評価を得ているのです。幅広い年齢層に対応できる柔軟性が、彼らの強みでしょう。
凄さと面白さの両立
シンクロニシティの最大の魅力は、日本一に輝いた卓越した技術と、京大出身という知的バックグラウンドから生まれた独創的なキューブアートを、漫才のような軽快なトークで包み込む点にあります。ただ凄いだけでなく、笑いも提供するエンターテイメント性が観客の心をつかむのです。
誰にも真似できないスタイル
高度な技術、独創的な発想、そしてトーク力。この3つの要素を高いレベルで融合させたパフォーマンスは、他の大道芸人には真似できないと評価されています。緻密な計算と迫力ある演出で観客を魅了し続ける姿勢が、長年の人気を支えているのでしょう。
まとめ
シンクロニシティは、京都大学出身という異色の経歴を持ちながら、ジャグリングとルービックキューブアートで国内トップクラスの実力を誇る大道芸人です。世界初のキューブアートパフォーマンスと漫才のような軽快なトークが融合した唯一無二のショーは、全国各地で多くのファンを魅了しています。

