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ルービックキューブに偽物がある?本物との見分け方を紹介!

ルービックキューブに偽物がある?本物との見分け方を紹介!

カラフルな6面を揃える立体パズルとして世界中で愛されているルービックキューブ。実はルービックキューブの偽物が市場に出回っています。見た目がそっくりな商品が多く存在するため、どれが本物なのか迷ってしまう方も少なくありません。

本記事では、公式のルービックキューブと偽物を見分ける方法を詳しく解説します。

本物のルービックキューブとは

ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者ルビク・エルネーが考案した立体パズルです。「RUBIK CUBE」および「ルービックキューブ」は商標登録されており、日本では株式会社メガハウスが商標を保有しています。

公式製品には品質基準が設けられている

「Rubik’s」はルービックス・ブランド社の登録商標であり、現在はスピンマスター社が権利を所有しています。つまり本物とは、正式なライセンスを受けた製品を指すのです。公式製品には品質基準があり、一定の回転性能や耐久性が保証されています。

つまり正規のライセンス商品であることが、本物と呼ばれる条件となるわけです。

ルービックキューブの偽物が出回る理由

1970年代後半の発売開始時から、ルービックキューブには多数の類似品が存在していました。当時は世界的なブームにより需要が供給を大きく上回り、輸入が追いつかない状況だったのです。

品薄状態により偽物でも受け入れられた

この品薄状態により、公式製品以外の類似品も市場で受け入れられる土壌ができました。ただし当時の類似品の多くは、固くて回しにくく壊れやすい粗悪品だったとされています。色のシールが剥がれやすく、無理に回すと破損することも珍しくありませんでした。品質面では公式製品に大きく劣っていたのです。

特許失効後の市場変化

2000年代に入り基本特許が失効すると、主に中国のメーカーが「魔方」や「マジックキューブ」といった名称で類似商品を大量に製造し始めました。公式ライセンスを受けていないため「ルービックキューブ」とは名乗れません。しかし一般消費者には同じものとして認識されることも多く、市場占有率は年々拡大しています。

特に競技用の高性能モデルでは、類似品が圧倒的なシェアを誇る状況です。

ルービックキューブの本物と偽物の見分け方

本物の公式ルービックキューブを見分ける方法は、実は非常にシンプルです。キューブの中央部分に「Rubik’s」というロゴが印字されているかを確認するだけで判別できます。「Rubik’s」はブランド名として商標登録されているため、公式製品以外では使用できません。

つまりこのロゴの有無が、唯一にして確実な見分け方となるのです。

①   日本国内の正規販売元

現在、日本における公式ルービックキューブの正規販売元は株式会社メガハウスです。メガハウスが販売する製品には必ず「Rubik’s」のロゴが入っており、パッケージにも正規品である旨が明記されています。大手玩具店やオンラインショップでも正規品を購入できますが、販売元の確認は重要です。

並行輸入品や類似品と混在している場合もあるため注意が必要となります。

②配色による判別は不可能

現在の公式ルービックキューブ(ver.2.0以降)は、白を下にしたとき黄色が上にくる世界標準配色を採用しています。ただし配色自体は類似品でも真似できるため、本物かどうかの判別基準としては使えません。配色はあくまで製品バージョンの違いを示すものであり、真贋の判定には役立たないのです。世界標準配色の類似品も数多く存在しています。

②   黒いフチも判別基準ではない

「黒いフチがあれば本物」という説も広まっていますが、これも誤りです。公式のルービックキューブは、色の部分がシールタイプやタイルタイプのため黒いフチが存在します。

しかし類似品でも同じ構造を採用している製品は数多く存在するため、黒いフチの有無だけでは本物と偽物を区別できません。見た目の特徴だけで判断するのは危険なのです。

ルービックキューブ公式製品

公式のルービックキューブは、バージョンアップに伴い仕様が変化してきました。従来のステッカータイプから、現在はカラープレート(タイル構造)仕様へと移行しています。この変更により、使用中にステッカーが剥がれてしまう心配がなくなりました。ver.3.0では手になじみやすく、さらに回しやすい設計となっています。

競技用キューブと公式製品の違い

特許失効後、中国メーカーが製造する類似品の中には、スピードキュービング競技に適した高性能な製品が数多く登場しました。世界記録保持者やトップランカーが使用するキューブのほとんどは、中国製の競技用モデルです。

これらの高性能キューブは、コーナーカット技術やマグネットアシスト機能、ステッカーレス構造などを採用しています。コーナーカットとは内部の角を丸くする加工で、多少ズレていてもスムーズに回転できるのです。

マグネットとステッカーレス

マグネットアシストは、磁石を内蔵することで正しい位置で止まりやすくする機能です。次の操作がしやすくなるため、タイムの短縮に貢献します。ステッカーレスは表面にステッカーを貼らず、素地の色で分けた構造を指します。ステッカーが剥がれる心配がなく、長期間使用できるメリットがあるのです。視認性も向上するため、競技では有利に働きます。光の反射でステッカーが見えにくくなる問題も解消されました。

公式製品の競技性能

本家の公式ルービックキューブは、当初パズルとしての要素を重視していたため、必ずしも回しやすい設計ではありませんでした。伝統を守る姿勢もあり、高性能な競技用キューブで主流のコーナーカット加工が施されていない製品も多く存在します。現在はメガハウスも「ルービックスピードキューブエントリー」や「ルービックスピードキューブアドバンス」など、競技性を考慮したモデルを販売中です。磁石を内蔵したり部品の角を丸くしたりと改良が進んでいます。

まとめ

ルービックキューブの本物と偽物を見分ける確実な方法は、中央部分の「Rubik’s」ロゴの有無を確認することです。配色や黒いフチといった外観的特徴では判別できません。特許失効後は高性能な類似品も多数登場しており、競技シーンでは中国製が主流です。購入の際は用途に応じて選択するとよいでしょう。

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