立体パズルで根強い人気を誇るルービックキューブには、形やデザインはもちろん、キューブの大きさにも様々な種類が存在します。
世の中には”世界最小”を謳うものがありますが、ルービックキューブにも世界で一番小さなルービックキューブがあることはみなさんはご存じでしょうか。
そこで今回は、世界最小のルービックキューブはどのくらい小さいのかについてご紹介するとともに、逆に世界最大サイズのルービックキューブについても解説していきます。
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世界最小ルービックキューブは5ミリ!?
2025年現在の世界最小ルービックキューブは、一辺が5ミリというとてつもない小ささです。この世界最小ルービックキューブは、日本の玩具メーカー「メガハウス」によってルービックキューブ発売50周年を記念して製作されました。
主なスペックは以下の通りです。
| サイズ | 5mm×5mm×5mm |
| 重量 | 約0.3g |
| 材質 | 超々ジュラルミン(アルミ) |
| 販売価格 | 777,777円(税込み) |
このように一辺が5ミリしかない小ささで、重さも1g未満(0.3g)。飾っておくのも難しそうで、すぐに失くしてしまいそうなほどです。そして販売価格は77万円超えという中々手軽に購入できる代物ではありませんね。
ギネス記録にも載っている
この世界最小ルービックキューブは、2024年にギネス世界記録に認定され掲載されています。これはまぎれもなく”世界最小”と言えるでしょう。
ちなみに、この一辺5ミリのルービックキューブが登場する前は、同じくメガハウスが2020年に発売した約1センチ(9.9ミリ)のものが世界最小とされていました。それからわずか4年ほどで半分のサイズになったことで世界中のルービックキューブ好きの間で話題となりました。
航空機のパーツにも使われているアルミ合金の「超々ジュラルミン」という非常に強固な金属を使い、1ミクロン単位の精度で削りだして作られた極小のパーツを通常のルービックキューブと同様に39個の独立したパーツとして組み込んでいるようで、まさにモノづくりの国、日本の職人技の結晶とも言える「芸術品」ですね。
実際に遊べる
これほどまで小さなルービックキューブなので、パズルとして遊ぶことができないのではないかと思ってしまいますが、実は極小の全てのパーツが機能するよう設計されている日本の神業的な製造技術が詰め込まれているため、しっかりと各パーツを回して遊ぶことができます。
しかし、サイズが小さすぎて指で回すことはほぼ不可能で、極細のピンセットを2本使って身長庭増す必要があるでしょう。また、重さもわずか0.3gしかないため、ちょっとした鼻息やくしゃみなどですぐにどこかへ飛んで行ってしまうかもしれません。
世界最大のルービックキューブとは
一辺が5ミリしかなく、ギネス世界記録にも掲載されている世界最小ルービックキューブには驚きましたが、逆に世界で最も大きいルービックキューブはどれほどの大きさなのでしょうか。
世界最大のルービックキューブについても調べてみたので詳しく見ていきましょう。
現在の世界最大ルービックキューブはドバイにある
2025年現在の世界最大のルービックキューブは、アラブ首長国連邦のドバイにあり、こちらも先ほどの世界最小ルービックキューブ同様にギネス世界記録に認定されています。
その気になるサイズは、なんと一辺が3メートルもある巨大なものだそうです。
こちらの主なスペックも見てみましょう。
| サイズ | 3m×3m×3m |
| 重量 | 300kg以上 |
| 材質 | グラスファイバー(繊維強化プラスチック)等 |
| 販売価格 | 非売品 |
| 場所 | ドバイ・ナレッジ・パーク(Dubai Knowledge Park) |
この巨大なルービックキューブは、設置場所であるドバイ・ナレッジ・パークの設立20周年を記念して制作されたもので、「知識を組み合わせ、問題を解決する」という意味が込められているようです。
もちろんパズルとしても遊べる
まるで家のような巨大なこのパズルも、通常のルービックキューブ同様に回して遊ぶことができます。これは、ギネス世界記録の”世界最大”として認められるためには「実際にパズルとして機能する」ことが条件となっているためです。
ですが、300kg以上もあるこのルービックキューブを1人で回すことは不可能で、各層を動かすだけでも大人が数人がかりで押したり、専用の補助機構や重機を使用して慎重に回転させる必要があります。
他の巨大なルービックキューブたち
この世界最大ルービックキューブの記録が塗り替えられる前にも、いくつもの巨大キューブが作られていました。
2016年はイギリスの有名なパズル作家トニー・フィッシャー氏が制作した、約1.57mのキューブがあり、その後の2021年には、香港のショッピングモールで約2.5mのルービックキューブが設置されているそうです。
これらも全て、パズルとして実際に回せる機構になっているのですから驚きですね。
おまけ:サイズではなく分割数が世界最大
物理的な大きさでの世界最大とは少し異なりますが、マスの数が最も多いルービックキューブも存在します。
それはフランスのエンジニア、グレゴワール・フェニグ氏が制作した「33×33×33」キューブで、6153個のパーツで構成されており実際にパズルとして解くことも可能です。
15,200ユーロ(約250万円)ほどで販売もされているようですが、普通のルービックキューブが解けるからといって手を出すのは危険なほどの難易度だと思われます。
まとめ
世界中で親しまれている立体パズルのルービックキューブ。その中でも、世界最小ルービックキューブはどれほど小さいのかをご紹介してきました。
現在の世界最小ルービックキューブは、一辺が5ミリで重さも約0.3gしかない小ささですが、なんと実際に回してパズルとして遊ぶこともできるようです。販売もされていたようですが、価格が70万円超えのため一般の人で持っているのはかなり限られるレアなキューブかもしれません。
逆に世界最大のルービックキューブは、ドバイに設置されているもので一辺が3メートルもある、もはや家のような大きさのキューブでした。こちらも実際に回すことができますが、大人が数人集まってやっとのレベルと、現実的ではありません。
世界最大、世界最小ルービックキューブはどんどん更新されており、近いうちに今回ご紹介したものよりもさらに大きい・小さいものが登場するかもしれませんね。

