暇つぶしや脳トレ以外にも、競技としても人気のあるルービックキューブですが、最初のうちは1面を揃えるだけでも難しいと感じる人も多いかと思います。しかし、実は揃えるための解法を覚えることにより、誰でも揃えられるようになります。
ルービックキューブの解法にも様々な種類があり、複雑なものだけではなく、子供でも簡単に覚えられるものも存在し、「高橋メソッド」もそのうちの一つです。
そこで今回は、そんな「高橋メソッド」でルービックキューブを揃えられるようになるように解説していきますので参考にしてみてください。
Contents
高橋メソッドとは?ルービックキューブの簡単な揃え方
高橋メソッドとは、ルービックキューブの解法のひとつです。キュービストのN.Takahashi氏によって考案された初心者向けのシンプルな解法で、「世界一簡単なルービックキューブの解法」を謳っているLBL法(CFOP)を簡易的にして、手順を極限にまで減らしており、基本動作1つ(左右で2つ)を繰り返すだけで6面を揃えることができるため、子供でもすぐに覚えることができるのが大きな特徴となっています。
【フェーズ0】基本動作
まずは高橋メソッドでルービックキューブを揃えるために基本動作を覚えましょう。覚えるべき動かし方はたった2つ。その動きも左右対称なので実質1つの動作を覚えるだけで対応できる手軽さがこの解法の最大の魅力です。
右動作
- 上の面を時計方向(右方向)に90度回転
- 右の面を時計方向(右方向)に90度回転
- 上の面を反時計方向(左方向)に90度回転して元に戻す
- 右の面を反時計方向(左方向)に90度回転して元に戻す
- 右動作を6回繰り返すと元に戻ります。
左動作
- 上の面を反時計方向(左方向)に90度回転
- 左の面を反時計方向(左方向)に90度回転
- 上の面を時計方向(右方向)に90度回転して元に戻す
- 左の面を時計方向(右方向)に90度回転して元に戻す
この2つの動作さえ覚えてしまえば、ルービックキューブを揃えることの半分は達成したとも言えるのでスムーズにできるように練習しましょう。
【フェーズ1】底面に黄色の十字を作る
まずは底面に黄色の十字を作ります。この時、側面のセンターキューブとエッジキューブの色まで揃えるようにしましょう。
- 白のセンターキューブを上に向けて持つ
- 白のセンターキューブの周りに黄色のエッジキューブを集める
- 黄色のエッジキューブの側面の色を、センターキューブの色と揃えてから180度回転して底面に持っていく
- 4つのエッジキューブをそれぞれセンターキューブと合わせて底面の黄色の十字を作る
【フェーズ2】底面を完成
フェーズ1で揃えた黄色の十字に、コーナーキューブも揃えて底面を完成させます。
- 上面のなかで、底面の色(黄色)が含まれているコーナーキューブを探して右下になるように持つ
- 黄色以外の2色を確認し、配置したい底面のコーナーキューブの場所が真下に来るように下の2段を一緒に回転
- 右動作を数回繰り返して下段のコーナーを揃える
- 下段に間違えて入っているコーナーキューブは、右下手前になるように持ち、右動作を1回すると上段に移動する
- 上段に移動したコーナーキューブを正確な位置に移動してから右動作を数回行う
【フェーズ3】中段を揃えて下から2段を揃える
底面が完成したら、次は中段を揃えて下から2段を完成させます。ここから少しだけ複雑になるのでしっかりとパターンを覚えましょう。
- 上段のエッジキューブの中で白の含まれないものを探し、手前側になるように持って手前の面のセンターキューブと色を合わせる
- 対象のエッジキューブのもう一つの色が右側面のセンターキューブと同じ色の場合、右動作を1回行い、右側面が正面に来るよう持ち替えて左動作を1回行う
- 対象のエッジキューブのもう一つの色が左側面と同じ色の場合は、左動作を1回行い、左側面が正面になるように持ち替えて右動作を1回行う
- 上段のエッジキューブに白が含まれていないものがない場合は、中段で間違った位置にあるエッジキューブを右手前に持ってきて右動作を1回行い、右側面が正面に来るよう持ち替えて左動作を1回行う(逆でもOK)
- 繰り返して中段を揃える
【フェーズ4】上段に白の十字を作る
このフェーズでは、まずは現在のパターンを確認しましょう。以下のどれかになっているはずです。
- 上段のエッジキューブに白が1つもないパターン「ゼロ」
- 白が一直線に並んでいるパターン「六時」
- 白がL字になっているパターン「九時」
- 既に白の十字が揃っているパターン「十字」
パターン「ゼロ」だった場合
1つも白のエッジキューブが無かった場合は、この手順から始めましょう。
- 手前の面を時計回りに90度回転させる
- 右動作を1回
- 手前の面を反時計回りに90度回転させる
これで「六時」のパターンになったと思います。
パターン「六時」だった場合
パターン「六時」になったら、上段の白が縦に一直線になるように持ちます。動作はパターン「ゼロ」と同じく動かします。
- 手前の面を時計回りに90度回転させる
- 右動作を1回
- 手前の面を反時計回りに90度回転させる
パターン「九時」だった場合
「九時」のパターンになったら、上段の白の位置が時計の九時になるよう持ちます(奥と左側のエッジキューブが白になるように)。その後の動作は同じです。
- 手前の面を時計回りに90度回転させる
- 右動作を1回
- 手前の面を反時計回りに90度回転させる
これで上段の十字が完成します。最初から十字が揃っている場合もあるため、状況に合わせてどのパターンから揃えるのかを確認しましょう。
側面のセンターエッジと色を揃える
手前側と右側面のどちらかが、上段のエッジキューブがセンターキューブと色が揃っていない場合は以下の動作を行います。
- 右動作を1回
- 上段を反時計回りに90度回転
- 右動作を1回
- 上段を反時計回りに180度回転
- 最後に右動作を1回行う
次にエッジキューブとセンターキューブが揃っている面を手前側と左側面になるように持ち替えて(奥側と右側面が揃っていない状態)から先ほどと同じ動作を行いましょう。
- 右動作を1回
- 上段を反時計回りに90度回転
- 右動作を1回
- 上段を反時計回りに180度回転
- 最後に右動作を1回行う
これで上段に十字ができ、側面のセンターキューブとも色があっている状態になりました。
【フェーズ5】上段を揃えて完成
最後に上段のコーナーキューブを揃えましょう。コーナーキューブの揃え方はフェーズ2で行った黄色のコーナーキューブの揃え方と同様なため、キューブを逆(黄色の面が上段になるよう)に持って行いましょう。
- 下段の揃っていないコーナーキューブを右下になるように持つ
- 右動作を1回
- 右上にあるキューブが入るべき場所を探して右下に来るように下段を回転させる
- 右動作を何度か行うと正しい位置に入る
- この時に右上に白が含まれているキューブがある場合、同じように入るべき場所を探して下段を回転させて真下に来るようにする
- 右上に白が含まれていない場合は、下段の揃っていないコーナーキューブが真下に来るように移動して右動作を行う
これで完成する場合がありますが、他の面が崩れてしまうことも。その場合は持ち替えをせずそのまま以下の動作を行い補正をする必要があります。
- 下段の側面の色をセンターキューブに合わせる
- 色の乱れが右上と右下の2か所だけになるまで右動作を繰り返す(2回or4回)
- 色の乱れたキューブが手前側の右下と左下になるように持ち替える
- 右動作を繰り返して右下を揃える
- 下の段を反時計方向に90度回転して揃っていなかったキューブを右下に持ってくる
- 右動作を数回繰り返す(2回or4回)
- 右下が揃ったら下段を時計方向に90度回転させ完成
高橋メソッドに新バージョン?
解説してきたように、高橋メソッドはルービックキューブを始めたばかりの人でもすぐに揃えられるようになれるほど簡単な解法です。しかし、この高橋メソッドにはもっと改良がくわえられた新バージョンも存在します。
(出典元:zxa00777@Takahashi-)
こちらの動画で解説されていますが、最後のフェーズ5で行う補正の作業が不要となり、練習をすれば2分で6面全てが揃うとのことです。
まとめ
今回はルービックキューブの解法のある「高橋メソッド」について解説してきました。
この高橋メソッドはルービックキューブ初心者でも簡単な動作のみで6面を揃えることができるようになるため、最初に覚えて揃える楽しさを知るきっかけになる方法だと思います。
子どもでも数時間で揃えられるようになるので、みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

