「ルービックキューブ」と聞いて、誰もがカラフルな正方形のブロックが回転するパズルを想像することでしょう。しかしルービックキューブのファミリーには、正方形以外にも少し変わった魅力を持ったユニークなパズルが存在します。それが「スネーク(Rubik’s Snake)」です。
今回はそんなスネークのルービックキューブとはどのようなものなのか。そしてどんな形が作れるのかについて、代表的なものの作り方と共に詳しく解説していきます。
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スネークのルービックキューブとは?
スネークは、ルービックキューブの生みの親であるエルノー・ルービック氏によって1981年に考案されたパズルです。
24個の三角柱パーツが連結されており、それぞれのパーツが90度単位で回転できます。このパーツは固定されており、外れることはありません。
スネークの最大の魅力は、立方体のルービックキューブのようにバラバラになった色を元に戻すというような「正解」があるわけではなく、自由に形を作って楽しむことを目的としたパズルとなっており、この自由度の高さから、多くのルービックキューブ愛好家から愛されています。
スネークは今、再注目されている
近年、スネークキューブは手持ち無沙汰を解消するおもちゃ(フィジェットトイ)や子供の「想像力」や「空間認識能力」を養う知育玩具として再び注目を集めています。
内部にスプリングが入っているため、パーツを回転させた際にカチッ、カチッという小気味良いクリック感を感じることができ、心地よく集中力を高める効果が期待でき、さらには「スネークキューブは正解がひとつではない」という特徴から、想像力の数だけ形が存在しますので、現代のクリエイティビティを重視する教育方針と非常にマッチしていると言えるでしょう。
スネークのルービックキューブで作れる形とは?
スネークキューブの可能性はまさに無限大と言えます。最初はなかなか思ったような形を作ることは難しいかもしれませんが、慣れてくると様々なジャンルの造詣ができるようになるでしょう。
ここではスネークのルービックキューブで作ることができる形をいくつかジャンルごとにご紹介します。
1.幾何学的形状
こちらは最も基本的なスネークキューブの遊び方です。
- 立方体(キューブ)
- 球体(ボール)
- ピラミッド
スネークキューブで最初に挑戦するべき定番の形である球体(ボール)や、ピラミッドなどの対称性を生かした立体が作れます。中でも立方体(キューブ)は初心者にとっては意外にも難易度が高く、完成させることができた際は達成感を感じることでしょう。
2.動物や生き物
パーツの配置を工夫することで、生物を再現することも可能です。首の向きや足の長さなど細かく調整することによって、表情豊かな作品が作れます。代表的な形は以下のようなものがあります。
- 犬
- ヘビ(コブラ)
- コウモリ
- 白鳥
3.乗り物やアイテム
スネークのルービックキューブに慣れてきたら、少し複雑な構造に挑戦しましょう。パーツをうまく組み合わせることによって、以下のような形も意外にも精巧なシルエットで再現できます。
- 飛行機
- ハート
- 星(スター)
- 剣(ソード)
このように、手で持って遊べるようなオブジェクトを作ることで、子供のごっこ遊びの小道具としても活躍します。
【実践】人気の形の作り方を紹介
ここでは、スネークのルービックキューブを手に入れたらまず作ってみたい人気の「形」の作り方をご紹介します。
1.「犬」の作り方
まずはスネークキューブの基本の動作を覚えるのに最適な。「犬」の作り方を見ていきましょう。
- 全体をまっすぐな棒状にして準備する
- 端から1つ目のパーツを180度回転させて「耳」にする
- 耳から2つめのパーツを180度回転させ、さらに隣のパーツも180度回転させる
- さらに2つ隣のパーツを180度回転させて「顔」が完成
- 顔から4つ目のパーツを180度回転させて「首」を作り、さらに隣ノーパーツを180度回転させる
- 2つ隣のパーツを180度回転させて「前足」を作り、パーツ3つ分の「胴」を空けて「後ろ足」も同じように作る
- 最後に一番端のパーツを90度回転させて「尻尾」を表現する
(参考:YouTube)
2.「球体(ボール)」の作り方
スネークキューブで最も人気のある形の「球体(キューブ)」は、完成させることも楽しいですが、飾っておくのにもおすすめです。
- まずはまっすぐの棒状にして準備する
- 端っこのパーツを90度奥側に回転させ、隣のパーツも90度奥側へ回転させる
- 次のパーツを手前側に90度回転させ、隣のパーツは奥側へ90度回転
- 1個飛ばして次のパーツを手前側へ90度回転させてから、先ほど飛ばしたパーツを90度手前側に回転させる
- ここまでで完成した三角形のパーツを参考に、同じような三角形を作って組み合わせて球体を目指す
文字だけではイメージしにくいかもしれないので、動画を参考に作ってみましょう。
(参考:YouTube)
スネークキューブを楽しむためのヒント
ただ単にスネークキューブで遊ぶだけでも楽しいですが、さらに楽しむためのヒントをいくつかご紹介します。
オリジナル作品を記録する
上手に形を作ることができたら、カメラで撮影したり、作り方のレシピを記録しておきましょう。一度崩してしまうと意外にも元に戻せなくなってしまうこともよくあるため、後から見返して楽しむためにも記録しておきましょう。
脳トレとして活用
スネークのルービックキューブは、空間認識能力を鍛えるのに役立つため、「子のパーツを動かすと、全体はどのような変化をするのか」を先回りして考えながら遊ぶだけでも、論理的思考力を養う効果が期待できるでしょう。
競技としての楽しみ方
海外では、特定の形をどれだけ早く作ることができるかを競うコミュニティが存在します。
まずは立方体、次は球体と、タイムを縮める練習をするのも面白いです。
まとめ
スネークと言うルービックキューブは皆さんが想像する立方体のキューブではなく、24個の三角柱パーツが連結されて、それぞれのパーツが90度単位で回転でき、その名の通りヘビのように自在に形を変えることのできるパズルです。
各面の色を揃えるという従来のルービックキューブのような「正解」は存在せず、作り手の想像力の数だけ完成形がある自由度の高さから人気があり、立方体や球体だけではなく、犬やヘビなどの動物、剣や飛行機など様々な形を作ることができ、子供の想像力や空間認識能力、集中力を鍛える知育玩具としても注目を集めています。
普通のルービックキューブに飽きた人や、新しい暇つぶしを探している人はぜひ遊んでみてはいかがでしょうか。

